コミュニティで地産地消と循環型社会づくりへの挑戦
2023年10月1日、Techno Brave Asia LTd.(TBA) が参画するDecabonized Comminity(脱炭素コミュニティー)は、現地のタイ・バンコクでデマンド(消費者)を起点とした循環型社会モデルの事業化を検証するプロジェクトを開始しました。
このプロジェクトは、対象地域や農産物を限定して、スモールスタートで開始されました。11月にはコミュニティ農園第1号が完成し、トマトの栽培が開始されました。12月には、農園レストランで新鮮なオーガニック食材を使用した新しいメニューの提供、期間限定キャンペーンやFarm To Tableパーティが開催され、地元ですぐに盛り上がりを見せました。
このプロジェクトには、大学、スタートアップ企業、農業従事者、物流や施工会社、レストラン、そしてレストランを訪れるお客様など、多くの方々が関与しています。プロジェクトチームは、大学関係者や農業従事者、レストランを含むサービス事業者との活発なディスカッションを通して、皆が幸せになるよう、デマンドチェーン作りに取り組んでいます。プロジェクトチームが最も大切にしていることの一つは、消費者の声です。プロジェクトメンバーによるインタビューやアンケート、そしてプロジェクト本部での徹底的な分析により、消費者が今、何に関心を持ち、何を求めているのかを探求し、農業従事者やサービス事業者との循環型社会に向けたソリューション作りに活かしています。
この取り組みは、地域社会への貢献と人々の幸福度向上を図ると同時に、循環型エコノミーを推進し、カーボンニュートラル社会の実現にも貢献します。
また、私たちが提案するデマンドチェーンは、新鮮な食材を必要な分だけ迅速に供給することを可能とし、食の安全と品質保証、フードロス問題の解決にもつながります。
さらに、地域に設置されたコミュニティ農園では、家族や友人が一緒に料理を楽しみながら農業に触れることができます。環境と人に優しい体験を通して、自然と環境問題やウェルビーイングに対する理解を深めます。
今後の展望としては、タイで事業化の検証を進めるとともに、将来日本に事業モデルを逆輸入し、日本版の導入も視野に入れ、プロジェクトを推進していきます。
詳細は、プロジェクトのウェブサイトもしくはFaceBookをご確認ください。
問い合わせ:Techno Brave Asia Ltd.まで。